前半 錠前 開戸(じょうまえ かいと)


俺の名前は錠前 開戸(じょうまえ かいと)

先祖代々泥棒稼業をやっている。


...のだが、ここはどこだろう。

気づいたら見覚えのない屋敷に閉じ込められていた。


他にも連れてこられた奴らがいるようだ。


先程、警部のような服装をした男性が謎の声に向かって怒鳴っていたが、どうやらここを脱出する為にはとにかく鍵を見つけなければいけないらしい。


軽く窓を見ても、完全にコンピュータか何かで制御されているようで今のところこじ開ける手立てはなさそうだ。

この分だと入口の扉も開けられないだろう。


今まで俺は泥棒なんてやっているせいで色んなピンチを切り抜けてきた。

...何人か仲間がいたような気もするが上手く思い出せない。


だけど問題は無いだろう。

一族の名にかけて、誰よりも早く鍵を見つけ出し、ここにいるヤツらを出し抜いてやる。


俺たちは自己紹介もそこそこに、手分けして鍵を探すことにした。



サブミッション

・鍵持ちが他にいる場合、自分とその者が最多得票者にならないようにすること。



12時10

捜索スタート

ふらふらっと歩くとトイレを発見。


12時15

男子トイレに入ると、1番奥の個室で鍵を2本発見した。

証拠品

『鍵』

証拠品

『偽物の鍵』

証拠品

『メモ

「これは私からのささやかなプレゼントだ。有効に使ってくれたまえ。」』

メモを読んだ錠前はこの偽物の鍵を誰かに見つけさせ、そいつを犯人に仕立て上げることにした。


12時20

男子トイレから出て偽物の鍵の隠し場所を探しに行くことにした。


12時30

「パァン」と建物のどこかで音がした。

銃にしては音が軽すぎる。

今なら他の人もみんな音の原因に向かっているはずだと思い、目の前の食堂を覗くと案の定誰もいなかった。急いで偽物の鍵を隠して音がした場所へと向かわねば。


12時45

執務室にたどり着くとちょうど扉の前で次元と鉢合わせた。

2人で中に入ると、他の4人はすでに揃っていた。

どうやら執務室に置いてあったおもちゃの銃を伊ェ門が鳴らしただけのようだ。

どうりで音が軽かったはずだ。

そのあと、部屋を出て行った銭形とマモンと次元を見送り、軽く雑談をしていたら時間になったので伊ェ門と恭子の3人で食堂に向かった。


注意

密談後、後半の捜索場所を話し合いで決めるようになっているが、食堂を選ばないようにすること。

話し合いで決まった場所のページは開かずに、代わりに下にある錠前開戸(後半)のページを読むこと。

一度食堂へ行って密談パートをこなした後、決まった捜索場所の代わりにこの「錠前開戸(後半)」のページを開いて読むこと!
決まった捜索場所のページを読んだり、この錠前専用テキストのページの存在を他の人に知られないように気をつけよう!