前半　マモン・ロックウッド

僕の名前はマモン・ロックウッド。

世界的な大富豪で天才ハッカーだ。

...のだが、ここはどこだろうか。

気づいたら見覚えのない屋敷に閉じ込められていた。

他にも連れてこられた人間がいるようだ。

先程、警部のような服装をした男性が謎の声に向かって怒鳴っていたが、どうやらここを脱出する為にはとにかく鍵を見つけなければいけないらしい。

...ここには何かを探しに来たような気もするが、上手く思い出せない。

天才である僕をこんな目に遭わせてタダで済むと思うなよ。

とりあえず、全員で手分けして捜索することになったから、まずはみんなで寝かされていた食堂を調べることにした。

○サブミッション

・鍵持ちが他にいる場合、自分とその者が最多得票者にならないようにすること。

１２時１０分

捜索開始

１２時１５分

全員が出て行った後の食堂を捜索することにした。

食器は全て埃を被っている。

長いこと使われなかったようだ。

☆証拠品

『ホコリを被った食器』

他にも何かないか探していたら、棚の裏に鍵が隠されているのを見つけた。

☆証拠品

『鍵』

１２時３０分

「パァン」と建物のどこかで音がした。

銃声に近い音だ。

急いで食堂を出て、音のした方へ向かった。

１２時４０分

執務室の前で伊ェ門がおもちゃの銃を片手にオロオロしていた。

ほぼ同じタイミングで、慌てた様子の恭子と銭形がやってくる。

どうやらおもちゃの銃を試しに撃ったら、思っていたよりも大きな音がしただけのようだった。

１２時４５分

錠前と次元が同時に執務室に入ってきた。

軽く先程の音の説明が為された後、もう少し捜索を続けると言って自分、次元、銭形は部屋を出た。

１２時５０分

誰にもバレないようにトイレの個室に入り、鍵を持っていることをどうやって隠し通すか思案する。

１２時５５分

特に良い案を思いつけないまま、少し早めに食堂へ向かった。